改札の中に行ってみたいお店があるけど電車に乗る予定はないんだよなぁ・・・。改札内を通るとかなりショートカット出来るんだけどなぁ・・・。
こんな風に感じながら、でも電車に乗らないから入れないなぁと思って諦めている方が居るのではないでしょうか?実は電車を利用しない場合でも改札の中に入ることは出来ます!今回はJR駅の改札の中に入る方法について解説していきます。
改札内に入るために必要なもの
多くの方が改札内に入るには切符が必要だと思われていると思います。確かにその通りではあるのですが、電車で移動するとき以外に切符を買う事ってありませんよね。そんなときに切符の代わりに改札を通過できるようになるアイテムが「入場券」と呼ばれるものです。
これがあると電車に乗るための切符が無くても駅の改札内に入ることが出来るようになります。
入場券の購入方法
入場券の購入方法は主に2つ存在します。
- 自動券売機で購入する
- みどりの窓口で購入する
基本的にはどちらでも大丈夫ですが駅によっては自動券売機が古く入場券の販売に対応していないものもありますのでみどりの窓口で購入するのが一番確実です。
入場券の値段
入場券の値段は駅によって異なりますが、多くの場合で入場したい駅の一番安い初乗り運賃の切符と同じ値段で販売されています。
入場券の有効期間
入場券は購入してから2時間と有効期間が定められています。
改札内に入場してから2時間という勘違いがよくありますので注意が必要です。改札から出ようとしたときに有効期間を1分でも過ぎてしまっていると過ぎた時間の2時間ごとに再度購入した入場券と同じ金額を支払う必要があります。
入場券の使用の注意点
ここからは入場券を使用するときに注意するべき点やよくある勘違いについてまとめます。
列車内に立ち入ることは出来ない
入場券は改札内に入ることが出来ますし、駅構内のトイレやお店などには自由に立ち入ることが出来るのですが、列車内に入ることは出来ません。
家族や友人の見送りのために入場券を購入してホームまで来たけど、既に列車が到着していて発車までには時間があるから電車の中で座って話そう。といった使い方は入場券では出来ませんので注意が必要です。
切符の代わりには使えない
入場券を購入して別の駅へ移動した場合には改札で清算を行う必要があります。
この時入場券と切符の差額分で清算しようとされる方が多くいらっしゃいます。切符で乗り越しをした場合は差額分の清算で問題ありませんが、入場券は切符ではないため差額で清算という事が出来ません。入場した駅から到着した駅までの切符代をそのまま支払う必要があります。
入場券のお金がそのまま無駄になってしまうので移動をする場合は正しい切符を買うようにしてください。
有効期間を過ぎてしまう
前にも触れていますが、入場券の有効期間は発券後2時間と決められています。有効期間が過ぎた場合は改札から出る際に再度入場券と同じ金額を支払う必要があります。
よくある勘違いとして改札を通ってから2時間有効だと思っていた。という事がありますので注意が必要です。
こんな使い方もあるの??
ここで私が駅係員として働いていた時に「なるほどなぁ」と思った入場券の使い方を紹介します。
入場券を買いたいのですが
発券から2時間有効です。改札に入られてからではありませんが今の購入でよろしいですか?
はい。駅の中には入らないので大丈夫です。
駅に来た記念として欲しくて。
みどりの窓口で入場券を購入した場合は(自動券売機でも同様ですが)券面に「○○駅」と駅名が大きく記載されます。これを駅の入場には使用せず、駅に訪れた証明としてお持ち帰りされる方がごく稀ですがいらっしゃいました。
まとめ
電車に乗らない場合は自動券売機やみどりの窓口で購入できる「入場券」を購入することで改札内に入ることが可能です。
有効期間は入場してからではなく購入してからなので、入場する直前に購入するのがおススメです。
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