【元駅員が解説!】通学定期券で塾や習い事に通う方法!

定期券

「学生の子どもの習い事に通学定期って使えるの?」

通学定期は通勤定期と比較しても安いため、通学定期券を利用して塾や習い事に通うことができると家計も助かりますよね。しかし「通学」という名称なので使ってもいいのか不安になってしまう方も多いでしょう。

通学定期を使って塾や習い事に通うことは問題ないのでしょうか。

結論、場合によっては通学定期券を利用して塾や習い事に通うことは可能です!

今回は塾や習い事に通学定期券を利用する方法について解説していきます。

アドセンス

通学定期券で塾や習い事に通う方法

通学定期券を利用して塾や習い事に通う方法は1つしかありません。

通学定期券の区間内にある塾や習い事の教室を選択することです。

例えばA駅-B駅-C駅-D駅という路線があり、自宅の最寄駅であるA駅から学校の最寄駅であるE駅までの通学定期券を持っていたとします。

この場合、A駅とD駅の間にあるB駅とC駅であれば通学定期券で乗り降りすることが可能なので、この通学定期券の区間内にある塾などに通うことにすれば通学定期券を利用することが可能です。

例えばB駅に塾、C駅に習い事の教室があったとします。B駅とC駅は共に通学定期券の区間内に含まれている駅なので通学定期券を利用して通うことが可能です。

通学定期券区間外に通学定期券を利用する方法

通学定期券区間より遠くの駅を利用する必要がある塾や習い事の教室に通学定期券を利用して通う方法はありません。

定期区間から外れる部分の運賃を精算して駅の外に出ることになるため、別途お金が必要になります。

定期範囲外に安く通う方法

それでも少しでも安く抑えたいと思いますよね。

安く抑える方法はその区間を利用する回数、つまり塾や習い事の教室に通う回数によって変わってきます。

毎日のように利用をする場合は通勤定期を購入して通うのが一番お得になりますし、週1回や2回程度であればその都度お金を支払ったほうが安く済むことになります。

定期範囲外区間の通勤定期代と都度お金を払った場合の金額を比較し、よりオトクな方法を判断することが必要です。

通学定期券を長い区間で作れる?

駅係員をしていた時、通塾のために通学定期券の区間を長くして購入したいという方も多くいらっしゃいました。

通学定期券を必要最小限の区間以上に延長して販売することは出来ません。

通学定期券は通勤定期券よりもかなり安く販売をされています。これは学業に専念できるようにするための配慮的措置といった面が大きいこと、通塾や習い事は通学とはみなされないことによるものです。

まとめ

通学定期券で塾や習い事に通うためには

通学定期券の区間内にある塾や習い事教室を選ぶ!

どうしても定期区間外の塾や習い事を行う場合は、通勤定期代と都度支払いの値段を比較して安価に抑えることができる方を選択することが必要です。

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