【サンライズ瀬戸・出雲 ソロ個室】設備まとめ

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現在日本で唯一定期夜行列車として運転されているサンライズ瀬戸・出雲。特急料金で乗れる座席から2人で利用できる個室まで様々なタイプの寝台室が存在しますが、今回はそんな中から「ソロ」タイプの個室について元駅員が解説していきます。

アドセンス

サンライズ瀬戸・出雲の「ソロ」のグレードと料金

サンライズ瀬戸・出雲の「ソロ」と呼ばれる個室はサンライズ瀬戸・出雲に設定されている個室の中ではグレードは一番低い設備です。

個室の使用に必要な切符の値段は乗車区間に関係なく6,600円で、これに乗車区間の乗車券代や特急料金がプラスされます。

通常の時期で乗継割引を考慮しない場合の片道の値段は、東京-岡山の利用で合計20,570円東京-出雲市の利用で合計22,110円東京-高松の利用で合計21,440円で利用することが出来ます。

区間によっては新幹線より高くなる場合もありますが、寝ている間に移動が可能ということや始発の新幹線や飛行機で移動を開始するより目的地への到着時刻は早いため到着先での時間を長く確保できるというメリットがあります。

「ソロ」個室の設備紹介

サンライズ瀬戸・出雲に設定されている個室のグレードとしては一番安価である「ソロ」個室なので設備も不自由なものがあるのでしょうか。ここからは「ソロ」個室に設置されている設備について紹介していきます。

1階or2階

サンライズ瀬戸・出雲の「ソロ」個室には1階個室と2階個室があります。それぞれで設備内容に違いはありませんが、階段の幅は狭いため階段の移動が億劫な方は1階の個室を確保したほうが楽です。

その反面、1階個室はベッドの横に階段の裏側がありますので、それを窮屈に感じてしまう人であれば2階個室のほうがおススメできるかなといったところです。

なおどちらの個室にも窓はついていますが、2階個室の窓は車体の形状から少しカーブをしているため寝ながら空を眺めることが可能です。

スリッパ&ポリ袋

まず入口を開けるとスリッパとポリ袋が用意されています。

車内で移動する際にはこのスリッパを履いて移動することが可能なのでわざわざ靴を履く必要がありません。

ポリ袋についても個室内に用意の無いゴミ箱の代わりや、シャワー後の衣類の保管などに利用することが可能です。

荷物収納スペースもあり

また個室の奥側には荷物などを置いておける空間も設置されています。大きな荷物は階段部分に置いておくことが難しいので、この棚を利用して保管をするのが良いかもしれません。大きなトランクケースも問題なく収納することが可能な大きさになっています。

ベッドとハンガー

寝台列車ということで当然ですがベッドも用意されています。

夜行バスでは法律上完全に横になることが出来ないようですが寝台列車であれば完全に横になって休むことが可能です。

寝返りをするは少し幅が狭いですが、仰向けからうつ伏せになるなど180度の寝返りでなければ出来なくは無いかな。といった幅です。頭から足先までも身長が180センチくらいまでの方であれば問題なく横になることが出来ると思います。

また奥にはハンガーも用意されているためジャケットなどは吊るして保管しておくことが出来ます。

ドリンクホルダーとコップ

車内にはドリンクホルダーと、コップが準備されています。一応窓側にもペットボトル程度であればおけそうなスペースがありますが、列車は大きく揺れたり急停車することもありますので、蓋が出来ない飲み物についてはドリンクホルダーを利用することをおススメします。

飲み物はこぼれる、ベッドは濡れるでは散々な寝台列車の移動になってしまうこと間違いなしですから・・・。

目覚まし時計

各個室には目覚まし機能が付いた時計も用意されています。深夜の停車駅や早朝の停車駅は列車の到着アナウンスがされませんのでしっかり目覚ましを設定して乗り過ごしに注意したいところです。

寝間着

個室内にはホテルによくあるような寝間着も準備されています。旅行は荷物も多くなりがちなので極力荷物を減らせるのはありがたいですね。

まとめ(個室設備一覧)

まとめるとサンライズ瀬戸・出雲の「ソロ」個室で準備されているものは

  • スリッパ
  • ポリ袋
  • 荷物棚
  • ハンガー
  • ドリンクホルダー
  • コップ
  • 目覚まし機能付き時計
  • 寝間着

です。一番安価なグレードの個室ですが、一晩過ごすためには十分な環境ではないでしょうか。

これ以外に必要なものがあれば各自で準備をしたり車内で購入をする必要があります。そのほか車内で購入できるものなどについては以下の記事で解説をしています。

しっかり準備して快適な寝台列車をお楽しみください!

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